なおたろのすゝめ

〜なおたろのおすゝめを発信していきます〜

海遊館の帰り悪党に襲われそうになった話を聞いてくれ

物騒な毎日が続くこのご時世。

 

だがこの話は…今から20年以上も昔の話。

 

なおたろが小学生の時の話である。

 

小学生の時、お兄ちゃんと一緒に知り合いの人達と

一緒に海遊館に行きました。

 

あ、うちの兄の珍話も幾つかありますのでよかったらご覧ください(笑)

 

 

さてさて本題に戻りまして…。

その帰り道、最寄りの駅から家まで帰っていた時の

ことです。

 

駅から家まで歩いて小学生の足で30分近くかかるか

なってとこです。

 

すっかり遅くなってしまって…少し急ぎ足で兄とス

タスタ歩いていると…

 

遠くの方からなにやら呼びかける声が。

 

「ちょっとー」

 

「お〜い」

 

「ちょっと君達〜」

 

ん?と思って振り返ると、車に乗った大人が2人。

 

窓を開けてなおたろ達を呼んでいる。

 

明らかになおたろ達に向けて声をかけている感じ。

だって周りにはだーれもいないのだから。

 

え……なに……と思ってお兄ちゃんとその場で固ま

っていると、1人が降りてきてこっちに近寄ってく

る。

 

「あのさぁ〜ちょっとお金貸してほしいんだけどぉ〜」

 

「え…お金ないです。」と答えるなおたろ。

 

あ、なんでお兄ちゃんじゃなくてなおたろが答えて

んの?って思いました?

 

お兄ちゃんってば小学生の時本当に陰キャラという

か…コミュ障というか…知らない人には全然話せな

いタイプの人でして…。プラモデルとか買う時も、

「お、お金渡すから、これお前買ってきてくれ!」

ってレジ前にも立てないような奴でして(笑)

 

なおたろがそう答えると、その大人は、電話したい

から両替してくれるだけでもいいと訳の分からない

ことを。

「幾ら持ってるの?」と突っ込んで聞いてくる。

 

「ここ暗いから車の近くの明るいとこでちょっと確

認させてよ」

 

今考えても怖い。

 

明らかにこれは……襲われる!

 

お兄ちゃんのほうを見ると、兄はモスキート音くら

いの小声で「逃げるぞっ」と囁く。

 

「こっち来て〜」という誘いに応じるフリをして、

ぼくらは目を合わせ、阿吽の呼吸で一気に走り出し

た!

 

すると「やばい!逃げたぞ!」と悪党たち。

 

向こうは車だ。

 

追いつかれるのも時間の問題だろう。

 

急げ急げ。

 

あれ?お兄ちゃんが……

 

いない?!

 

そうだった。こいつ足遅いんだった…。

 

早くしろよ…追いつかれるだろ。

 

兄は後ろで苦しそうにハァハァブヒブヒ言ってる…。

こりゃあ兄ちゃんが捕まってしまうなぁと思いなが

ら走ってると、突然兄は道路から外れて、竹林にな

ってる茂みの方にガサガサッと入っていったので

す。

 

頭脳プレー。

 

そっか、相手は車だから。

 

茂みの中に入ってしまえば見失って追ってこないだ

ろうってことですか!

 

となると道に残されたのは、なおたろ1人。

 

こりゃマズいと思い、なおたろもすぐさま茂みの中

に。

 

暗いし、ガサガサ色々足や顔に当たって痛かったけ

ど、なんとか悪党たちを撒くことができたのでし

た。

 

兄は足は遅かったけど頭良かったんですよね。

 

なんとか事なきを得たなおたろ達。

 

もしあの時捕まっていたらと思うと…今こうしてブ

ログも書けていなかったんだろうなって思います。

 

今はもっと悪い奴がたくさんいます。

 

警報装置なんかがついたグッズもあるけど、あんな

怖い思いをしなくていいように大人は子どもを守る

べきだし、子どもを守るための教育もちゃんと徹底

して定期的に教えてあげるべきだなって思います。

 

拉致されたとか誘拐されたとか行方不明になったと

か、そんなニュースを見るたびに昔のことを思い出

します。

 

怖い思いなんてしないに越した事ないです。

 

絶対。

 

子どもが安全に暮らせるような世界になってほしいですね。