ダイエットのすゝめ
夏に向けてシェイプアップしなきゃ!
毎年この時期そう思いながらマックシェイクをすすり…満面の笑みを浮かべるのは…
そう。 私なおたろです。コロナの自粛でさらに太っ
た疑惑あります。
………いや。
……もはや疑惑ではない。
…………太ったのだ。
さぁ、皆の衆!!ダイエットしたいかぁぁぁ!!
全国民の「おぉぉぉぉおぉぉぉ!!!」という力強い雄叫びが今にも聞こえてきそうです。
しかし決して無理な食事制限をしてはいけません。
体を動かしながら健康的に痩せていくのです。
そして、それでいながら決して急激に運動したりしてはいけません。
今まで甘やかしてきたそのワガママボディは急激な
運動には対応できません。
めっちゃ断言するやん?って思いましたか?
断言します!
だって…
だって……
なおたろがそうでしたから。
忘れもしない。
あれは…いつかの冬のことです。
ダイエットするなら、冬が代謝があがっておすすめだという情報をゲットし、それなら今日から痩せてやるんだ!とランニングすることを決意したのです。
そうと決まれば冬の寒さなんて気になりません。
天然のミートテックの上に、さらにヒートテックを
重ね着し、冬の寒空の下、どこまでだって行ける!!
そんな気持ちで颯爽と走り始めたのです。
タッタッタッタ…。いいぞ。
体中の肉が…揺れてる。まるでマッサージ機の高速たたきの時に感じるようなあのブルブル感。
燃焼してる。燃焼してるぞぉ!
タッタッタッタ!
ええやん。もしかしたら周りから見ればドタドタ走ってるのかもしれないけど。
ええやん。
走れてるやん。
かっこええやん。
しかしどうでしょうか、200メートルも走っていないのに体の異変に気付きはじめたのです。
…体が…重い。
そりゃそうだよ、あんた太ってるんだから。
皆の心の声が聞こえてきそうです。
ノーノー、違うんだ。いや、違わないか。太ってるのは確かだ。でもこれは…この重さは…
異常だ。
真っ先にその異変に気付いたのはなおたろの膝と足首たちだろう。
でもせめて1キロは走りたい。こんな出だしから
立ち止まるなんてしたくない!
もう少し!
もう少し持ち堪えておくれ!!
頭の中には小学校の時のマラソンの時に流れてたZARDの負けないでが流れている。
負けないで、もう少し♪最後まで走り抜ーけてぇ♪
いける!歌にのせながら走ればいける!
そう思った矢先でした…限界を迎えた足首が…
「ぐきぃっ!」
悲壮な音を立て…
同時になおたろはその場にくずおれたのである。
捻挫だ。やってしまった。
折れたかもしれないと思うぐらい血の気が一気に引
いて…痛みが体中を駆け抜ける!!
10分前に戻れるなら………いや5分前でいい!
もし戻れるなら全力で走り出す自分を止めてあげたい。
結局重度の捻挫になったなおたろは運動どころかしばらく動けず…
痩せることを断念したのでした。
本末転倒とはまさにこのこと。
ですから!
ですから!ダイエットの際は…!!
痩せたいという燃えるような闘志をその胸に…いや、そのお腹にグッと溜め込み、理性を働かせながらまずはウォーキングなどから始めてみてはどうだろうか。
レッツ!シェイプアップ!